夏になると、学校やレジャーでプールを楽しむ機会が増えます。
しかし、「プールの後に目が赤くなった」「目がしみる」「かゆくなった」という経験はありませんか?
プールは楽しい反面、デリケートな目には負担がかかることもあります。
今回は、夏に多い「プールと目のトラブル」について、分かりやすく解説します。
プールで目のトラブルが起こる理由
プールの後に目が赤くなる(充血する)主な原因は、塩素による刺激や水の中の汚れです。
プールの水は衛生管理のために塩素消毒されていますが、この消毒成分や、水中の汗・皮脂などから生じる刺激物質によって、目の表面を守る涙の膜が乱れることで、刺激を受けやすくなります。

- 目の充血
- 痛みやしみる感じ
- 目のかゆみ
- ゴロゴロ感・乾燥感
多くの場合は一時的な刺激による症状ですが、目をこすったり症状が長引いたりすると悪化することがあります。
無理をせず、適切な対策を行いましょう。
プールの時に気をつけたい4つの予防法
目のトラブルを防ぐために、次のことを心がけましょう。

- ゴーグルを着用する
プールの水が直接目に入るのを防ぐため、最も効果的な予防策です。 - プール後は「顔や目の周り」をシャワーで洗い流す
※目を直接水中でパチパチ洗うと涙まで洗い流してしまうため、シャワーで目の周りの汚れを流す程度で十分です。 - 目を強くこすらない
違和感があっても手でこすらず、清潔なタオルで軽く押さえましょう。 - 体調が悪い時は無理をしない
免疫力が落ちていると、目の感染症にもかかりやすくなります。
※コンタクトレンズは外してプールを楽しみましょう!

プールに入るときは、できるだけコンタクトレンズを外していただくことをおすすめしています。
レンズをつけたまま水に入ると、プールの水に含まれる細菌などがレンズにくっつきやすくなり、目のトラブルや感染症の原因になることがあります。
また、レンズが張り付いて目からはずれにくくなったりすることもあります。
大切な目を守るために、プールではコンタクトレンズを外し、度付きゴーグルなどを活用するのが安心です。
こんな症状があれば受診を

プール後にこれらの症状がみられる場合は、一時的な刺激ではなく、細菌・ウイルスによる感染症や、角膜(目の表面)の傷が原因となっている可能性があります。
自己判断せず、早めに眼科を受診しましょう。
やぐま眼科クリニックでの診療について
当院では、夏場の目のトラブルに対して丁寧な診察と適切な治療を行っています。
- プール後の目の充血・痛みの診察
- 結膜炎や角膜炎の治療
- コンタクトレンズによる眼障害の診療
- お子さまの目の健康相談・予防アドバイス
「少し目が赤いくらいで受診してもいいのかな?」と迷う場合も、お気軽にご相談ください。

プールを安全に楽しむために
プールは夏ならではの楽しい活動ですが、大切な目を守るためのケアも欠かせません。
ゴーグルの着用と正しいケアで、この夏を元気に乗り切りましょう。
プール後の目の違和感や気になる症状がありましたら、やぐま眼科クリニックまでお気軽にご相談ください。
医療法人社団 大樹会
理事長・眼科専門医 田辺 直樹
